作品倉庫 もくじ
*がついている作品は現在公開中です。
オススメ! <BCCKS版>では"本のような"タテ書きの形式でお読みいただけます。
2002
『いのちより、たいせつなもの』作

針金の蔓やアルミ箔の花びら、銀色の植物で埋め尽くされた庭。
大切な人を失った小春は、しんだ生き物をプランターに埋めては銀色の植物をつくる。
見守る弟、弟の友人や恋人、亡くした人の娘、それぞれの想いを描いた日常の物語。
(京都、東山青少年活動センター/上演)
『billy! polly! jenny!』童話
(Jenny's guitar第1回公演『いのちより、たいせつなもの』パンフレット掲載)
2003
『coal tar』企画原案

切り捨てられた最初のシーン。<第二場>から始まる物語の時間。
男、女、しらない女、知人、この物語に登場する四人には観念があり、体があり、過去がある。
日常的で、詩のようでもある彼らの言葉には何層もの意味が凝縮されている。
詩のようであり、絵画のようでもあるその日常は、ここに切り取られたことにより、濃度を濃くする。
(京都、studio21/上演)
『どじゃぶり』*絵本原作
<どじゃぶり>
(未発表)
2004
『神様にしか解けない智慧の輪』*作
<0 回想>
<1 青い夕方>
<2 黄色い道>
<3 暗闇の中(last)>

夏の夕方の住宅街の空き地。子供のころに幸はこの町に暮らしていた。子供のころに出来なかったスキップの練習をしていると、"しあわせになるおまじない"をしに現れた美しい有実に出会う。
幸に起きたおぞましい過去。子供のときによく通った、今はもうない黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。
絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの、つかのまの物語。
(京都、studio21/上演)
『ぺらぺらのペエジ』戯曲

遠足の途中で迷子になり、閉鎖された遊園地にたどり着いたでくのぼう、おちこぼれ、かす、ごまめ、ぬけさく、ばか1、ばか2、よわむし、8にんのできそこない達。ゴミ捨て場と化した遊園地のゴミを材料に"すごい楽器"を作り始める。
(挿絵と"すごい楽器"の考案・佐藤美佳/未上演)
2005
『まわた』*作・演出
<プロローグ>
<第一場 部屋>
<第二場 日食と蠍>
<第三場 曖昧な呼吸>
<第四場 外の世界>
<エピローグ>

「さっき、蠍に刺される夢を見た。指の先にドン!って突き刺さった。鈍く重くて、痛くて、毒が回って、動けなくなって、死んで、腐って、黴びて、あたしの体はただの物になった。物になったあたしが、小さな四角い箱の中に入れられて、誰かが、それを操り人形みたいに動かすの。動かしたり、喋らせたりするの。どうあがいても、ほんとうに、あたしは死んでいるのに」
レズビアンの女が二人で暮らしている立方体の空間。二人は同時に泣き出す。轟々と大声で泣く。抱き合って泣く。涙が涸れるまで、泣く。まるで水の中にいる時のような、冷たいやさしさに満ち溢れた世界。彼女達の世界。
(京都、人間座スタジオ/上演)
『七色の私』作・演出
<地面に落ちたサンドイッチ>
<アロエを折って[1]>
<アロエを折って[2]>
<愛着の藍>

「ぼくは、しんだことがある。いっかいやにかいじゃない」
虹の7色にちなんだ全7話で構成された、ダンスありリーディングありパフォーマンスありの一人芝居。不条理色のつよい掌編群。「オアシス村(青)*」「地面に落ちたサンドイッチ(黄)*」「七曜(藍)*」「おモチちゃん、むてき!(橙)」「アロエを折って(緑)*」の5作を執筆。
(京都、ギャラリーカフェふじひら3F/上演)
2006
『オアシス村』*作
<オアシス村(上演後修正版)>
ライブハウスで行われた一人芝居の競演企画にて『七色の私』の中の「オアシス村」を再演。
(東京、ヒトリシバイナイト/上演)
2007
『千切る月』小説
(未発表)
『馬鹿』*作
<登場人物>
<1 男達と穴と赤ん坊>
<2 目的>
<3 落ちないように、きをつけて>
<4 傷口>
<5 涙が溢れる(最終話)>

灼熱の砂漠。6人の若い労働者が穴掘りに精を出す。地面に突き刺さるスコップ。ひとすくいずつ砂は穴の外に捨てられる。したたり落ちる男達の汗水は地面にしみ込むまでもなく蒸発していく。彼らは全員で1つの穴を掘る。透明なビニールに包まれた女が掘り返される。女はすぐに息を吹き返す。労働者を見ると突然、爆発するように泣き出す。錯乱して、泣き喚く。まるで赤ん坊のように。穴はより深く、深く、掘り進められていく。掻き出される砂とともに、穴を掘る者達の感情が明かされていく。アンケートで賛否両論が激しく分かれた問題作。
(東京、阿佐ヶ谷アルシェ/上演)
2008
『ラヴレター』*手紙
<ラヴレター>
カフェのマンスリーピアノコンサートにてバレンタイン特集として、ブラームスの曲とともに朗読されたラヴレター。
(京都、ギャラリーカフェふじひら1F/朗読詩として発表)
『滅点』*小説
<BCCKS版>
出現しては自殺を繰り返す少女の幻覚の正体とは?
本当は誰もが抱いて生きている、内的真実を抉りだす鮮烈な物語。
<1 手のひらは透ける>
<2 英語教師のニコチンが切れる>
<3 百葉箱は神様のお社>
<4 濁りのない兄の瞳>
<5 片足を物凄い速さで上げ下げしている>
<6 ナメクジは粘膜を引いて逃げようとする>
<7 カスタードクリームの味>
<8 痺れ>
<9 熟れ過ぎて崩れたトマトの果肉>
<10 体>
<11 夢>
<12 夢の続き>
<13 絶望的に愛している>
<14 糸瓜棚>
<15>
<16 泡>
<17 兄の視界>
<18 呼吸>
<19 青い快晴の空>
<20 ノイズを止める〔最終話〕>
(inui作品倉庫で初公開)
2009
『ゆれる部屋』*作・演出
<BCCKS版>*NEW
男の手帳に刻まれた言葉。それを読んで部屋で怯えている女。
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。
<登場人物>
<0>
<1>
<2>
<3>
<4>
<5>
<6>
<7>
<8>
<9(last)>

「時間が食べ散らかされて、ほんとうに心許ない。怪物、怪物は悪、悪でしかない。平面的にすら見えるほど真っ黒に塗り潰された、完璧な悪。怪物は、ガラスを砕いたギザギザの歯をしていて、ぼくの胸もとを食いちぎりにやってくる。何度でも、食いちぎっては消え去る。出現しては食いちぎってゆく。また、やってくる。もうすぐだ。もうすぐ。もうすぐ……」
男の手帳に書き込まれた言葉。
それを読んで一人の部屋で怯えている女。
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。
(東京、阿佐ヶ谷アルシェ/上演)
2010
『神様にしか解けない智慧の輪』*戯曲

<2010年BCCKS版>
2004年に京都で上演された作品を、BCCKS用に読み物らしく全編書き直した2010年版の最新稿です。
夏の夕方の住宅街の空き地。子供のころにわたしはこの町に暮らしていた。子供のころに出来なかったスキップの練習をしていると、"しあわせになるおまじない"をしに現れた美しい少女に出会う。
わたしに起きたおぞましい過去。子供のときによく通った、今はもうない黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。
絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの、つかのまの物語。
2011
『暖を取る』掌編
(大阪、beyer(バイエル)/おんさ2011「言葉」の部門に出展、他数名と併せ一冊の本として限定販売)
『私達の世界』小説
(未発表)
オススメ! <BCCKS版>では"本のような"タテ書きの形式でお読みいただけます。
2002
『いのちより、たいせつなもの』作

針金の蔓やアルミ箔の花びら、銀色の植物で埋め尽くされた庭。
大切な人を失った小春は、しんだ生き物をプランターに埋めては銀色の植物をつくる。
見守る弟、弟の友人や恋人、亡くした人の娘、それぞれの想いを描いた日常の物語。
(京都、東山青少年活動センター/上演)
『billy! polly! jenny!』童話
(Jenny's guitar第1回公演『いのちより、たいせつなもの』パンフレット掲載)
2003
『coal tar』企画原案

切り捨てられた最初のシーン。<第二場>から始まる物語の時間。
男、女、しらない女、知人、この物語に登場する四人には観念があり、体があり、過去がある。
日常的で、詩のようでもある彼らの言葉には何層もの意味が凝縮されている。
詩のようであり、絵画のようでもあるその日常は、ここに切り取られたことにより、濃度を濃くする。
(京都、studio21/上演)
『どじゃぶり』*絵本原作
<どじゃぶり>
(未発表)
2004
『神様にしか解けない智慧の輪』*作
<0 回想>
<1 青い夕方>
<2 黄色い道>
<3 暗闇の中(last)>

夏の夕方の住宅街の空き地。子供のころに幸はこの町に暮らしていた。子供のころに出来なかったスキップの練習をしていると、"しあわせになるおまじない"をしに現れた美しい有実に出会う。
幸に起きたおぞましい過去。子供のときによく通った、今はもうない黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。
絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの、つかのまの物語。
(京都、studio21/上演)
『ぺらぺらのペエジ』戯曲

遠足の途中で迷子になり、閉鎖された遊園地にたどり着いたでくのぼう、おちこぼれ、かす、ごまめ、ぬけさく、ばか1、ばか2、よわむし、8にんのできそこない達。ゴミ捨て場と化した遊園地のゴミを材料に"すごい楽器"を作り始める。
(挿絵と"すごい楽器"の考案・佐藤美佳/未上演)
2005
『まわた』*作・演出
<プロローグ>
<第一場 部屋>
<第二場 日食と蠍>
<第三場 曖昧な呼吸>
<第四場 外の世界>
<エピローグ>

「さっき、蠍に刺される夢を見た。指の先にドン!って突き刺さった。鈍く重くて、痛くて、毒が回って、動けなくなって、死んで、腐って、黴びて、あたしの体はただの物になった。物になったあたしが、小さな四角い箱の中に入れられて、誰かが、それを操り人形みたいに動かすの。動かしたり、喋らせたりするの。どうあがいても、ほんとうに、あたしは死んでいるのに」
レズビアンの女が二人で暮らしている立方体の空間。二人は同時に泣き出す。轟々と大声で泣く。抱き合って泣く。涙が涸れるまで、泣く。まるで水の中にいる時のような、冷たいやさしさに満ち溢れた世界。彼女達の世界。
(京都、人間座スタジオ/上演)
『七色の私』作・演出
<地面に落ちたサンドイッチ>
<アロエを折って[1]>
<アロエを折って[2]>
<愛着の藍>

「ぼくは、しんだことがある。いっかいやにかいじゃない」
虹の7色にちなんだ全7話で構成された、ダンスありリーディングありパフォーマンスありの一人芝居。不条理色のつよい掌編群。「オアシス村(青)*」「地面に落ちたサンドイッチ(黄)*」「七曜(藍)*」「おモチちゃん、むてき!(橙)」「アロエを折って(緑)*」の5作を執筆。
(京都、ギャラリーカフェふじひら3F/上演)
2006
『オアシス村』*作
<オアシス村(上演後修正版)>
ライブハウスで行われた一人芝居の競演企画にて『七色の私』の中の「オアシス村」を再演。
(東京、ヒトリシバイナイト/上演)
2007
『千切る月』小説
(未発表)
『馬鹿』*作
<登場人物>
<1 男達と穴と赤ん坊>
<2 目的>
<3 落ちないように、きをつけて>
<4 傷口>
<5 涙が溢れる(最終話)>

灼熱の砂漠。6人の若い労働者が穴掘りに精を出す。地面に突き刺さるスコップ。ひとすくいずつ砂は穴の外に捨てられる。したたり落ちる男達の汗水は地面にしみ込むまでもなく蒸発していく。彼らは全員で1つの穴を掘る。透明なビニールに包まれた女が掘り返される。女はすぐに息を吹き返す。労働者を見ると突然、爆発するように泣き出す。錯乱して、泣き喚く。まるで赤ん坊のように。穴はより深く、深く、掘り進められていく。掻き出される砂とともに、穴を掘る者達の感情が明かされていく。アンケートで賛否両論が激しく分かれた問題作。
(東京、阿佐ヶ谷アルシェ/上演)
2008
『ラヴレター』*手紙
<ラヴレター>
カフェのマンスリーピアノコンサートにてバレンタイン特集として、ブラームスの曲とともに朗読されたラヴレター。
(京都、ギャラリーカフェふじひら1F/朗読詩として発表)
『滅点』*小説
<BCCKS版>出現しては自殺を繰り返す少女の幻覚の正体とは?
本当は誰もが抱いて生きている、内的真実を抉りだす鮮烈な物語。
<1 手のひらは透ける>
<2 英語教師のニコチンが切れる>
<3 百葉箱は神様のお社>
<4 濁りのない兄の瞳>
<5 片足を物凄い速さで上げ下げしている>
<6 ナメクジは粘膜を引いて逃げようとする>
<7 カスタードクリームの味>
<8 痺れ>
<9 熟れ過ぎて崩れたトマトの果肉>
<10 体>
<11 夢>
<12 夢の続き>
<13 絶望的に愛している>
<14 糸瓜棚>
<15>
<16 泡>
<17 兄の視界>
<18 呼吸>
<19 青い快晴の空>
<20 ノイズを止める〔最終話〕>
(inui作品倉庫で初公開)
2009
『ゆれる部屋』*作・演出
<BCCKS版>*NEW男の手帳に刻まれた言葉。それを読んで部屋で怯えている女。
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。
<登場人物>
<0>
<1>
<2>
<3>
<4>
<5>
<6>
<7>
<8>
<9(last)>

「時間が食べ散らかされて、ほんとうに心許ない。怪物、怪物は悪、悪でしかない。平面的にすら見えるほど真っ黒に塗り潰された、完璧な悪。怪物は、ガラスを砕いたギザギザの歯をしていて、ぼくの胸もとを食いちぎりにやってくる。何度でも、食いちぎっては消え去る。出現しては食いちぎってゆく。また、やってくる。もうすぐだ。もうすぐ。もうすぐ……」
男の手帳に書き込まれた言葉。
それを読んで一人の部屋で怯えている女。
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。
(東京、阿佐ヶ谷アルシェ/上演)
2010
『神様にしか解けない智慧の輪』*戯曲

<2010年BCCKS版>
2004年に京都で上演された作品を、BCCKS用に読み物らしく全編書き直した2010年版の最新稿です。
夏の夕方の住宅街の空き地。子供のころにわたしはこの町に暮らしていた。子供のころに出来なかったスキップの練習をしていると、"しあわせになるおまじない"をしに現れた美しい少女に出会う。
わたしに起きたおぞましい過去。子供のときによく通った、今はもうない黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。
絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの、つかのまの物語。
2011
『暖を取る』掌編
(大阪、beyer(バイエル)/おんさ2011「言葉」の部門に出展、他数名と併せ一冊の本として限定販売)
『私達の世界』小説
(未発表)
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# by inuita | 2011-12-02 03:31
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by inuita
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| at 2010-07-28 00:08 |
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『ゆれる部屋』(BCCKS)
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。ひとりの部屋で女が読み上げる、男の手帳に刻まれた言葉。(演劇脚本)
『神様にしか解けない智慧の輪』(BCCKS)
子供のときによく通った黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの束の間の時間。(戯曲)
『滅点』(BCCKS)
出現しては自殺を繰り返す少女の幻覚の正体とは? 本当はきっと誰もが抱いて生きている内的真実を抉りだす。※性的・暴力的表現があります。(小説)


『ゆれる部屋』(BCCKS)
彼女だけは気づいている。自分が男のもう一つの人格であることを。ひとりの部屋で女が読み上げる、男の手帳に刻まれた言葉。(演劇脚本)
『神様にしか解けない智慧の輪』(BCCKS)
子供のときによく通った黄色い道。降ったり止んだりの俄か雨みたいな蝉の声が降り注ぐ、真夜中の空き地。絶望的な真実に目を覚ましてしまうまでの束の間の時間。(戯曲)
『滅点』(BCCKS)
出現しては自殺を繰り返す少女の幻覚の正体とは? 本当はきっと誰もが抱いて生きている内的真実を抉りだす。※性的・暴力的表現があります。(小説)
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神様にしか解けない智慧の輪(4)
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